冷蔵庫のコンセントを抜きました

きっかけは、北海道新聞1月11日朝刊の「寒さ活用 賢く 食品保存」の記事。1年中冷蔵庫を使わないで生活をしている、札幌在住の2人の実践例を紹介したもの。

「冷蔵庫を使わない生活」については、以前も何かで紹介されているのを読んだことがありましたが、多分読んだのは、冬ではなかったと思う。野菜は家庭菜園で収穫できるので、野菜中心の生活にすれば「冷蔵庫なし」できるかもしれないけれど、一度にたくさん作って小分けで食べるのが保存面で難しそう。だから、ちょっと無理だよなと思ったのでした。

でも今は冬。室内には外気を取り入れる食品庫があるし、外は雪だらけ。今なら何とか冷蔵庫なし生活ができるのではと思いました。

試しに、残りご飯を保存容器に入れて、夜、外に出してみました。朝、きちんと凍っていました。

ここ数日、最高気温はマイナス3~5℃。 冷凍庫に比べると高く、微生物の増殖の面では「安全」とは言い切れない温度。でも、食品を清潔に扱い、長期保存しなければ問題ないかなと判断。


冷凍庫で長く保存していて、氷もついていたはっさくピールは、ややソフトになっていました。糖分が多いものはこうなるのね、というのを確認。
家全体を温めるつくりのため、家の中に涼しい場所がありません。食品のちょっと置きを想定して、家を建てるとき、外気を取り入れた食品庫を大工さんが作ってくれました。

冬は外気を取り入れて冷蔵庫替わり(8℃前後)、夏はただの棚として活躍します。
これまで、芋、玉ねぎ、米などの食料品、封を開けた乾物、果物、チョコレート菓子などを保存していました。あとは花や野菜の種。

ここを整理して、冷蔵庫に入っていたいろいろなものを入れられるようにしました。

こちらは冷凍庫代わり。段ボール堆肥の枠を流用、中に段ボールを入れ、その中に食品を入れました。

畑が使えない期間、段ボールで堆肥を作っています。冬の間、段ボールは玄関内にありますが、春・秋は外へ出します。以前キツネに段ボールを破られたことがあって、キツネ除けの枠を作ってもらいました。その枠がただ今冷凍庫に。

日中少しの時間だけ太陽が当たるので、段ボールで遮蔽。

食品の移動が終わったので、本日午前中にコンセントを抜きました。途中で無理だと思ったら、コンセントを入れればいいくらいの意気込みで、本当にできるのかなと、何だか面白そうなのでチャレンジした次第です。

冷蔵庫の取り扱い説明書を見ていたら、修理の記録が出てきました。当時は全く知らなかったのですが、この冷蔵庫、同じような故障の報告が結構ある模様。